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Dir en grey - THE MARROW OF A BONE(2007)

日本産ジャンル不要かつ不能バンド(!?)のメジャー六作目のアルバム。

Dir en grey The marrow of a Bone


ジャケットが黒すぎる。

評価:☆☆☆☆


曲目リスト
1 .CONCEIVED SORROW ☆
2. LIE BURIED WITH A VENGEANCE ☆
3. THE FATAL BELIEVER
4. AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS ☆
5. GRIEF ☆
6. 凌辱の雨
7. DISABLED COMPLEXES
8. ROTTING ROOT
9. 艶かしき安息、躊躇いに微笑み ☆
10 .THE PLEDGE ☆
11. REPETITION OF HATRED
12. THE DEEPER VILENESS ☆
13. CLEVER SLEAZOID ☆

通常盤のジャケットのイメージ画像は、第二次世界大戦のクリミアでの戦場の写真を加工したもの。ニュース雑誌NEWSWEEK日本語版2009年7月最終週号のP52に元の画像が掲載されている。



松崎しげるが白くなるかのような黒ジャケの理由は以上の理由のようです。wikipediaさんありがとうございます。

今や世界で最も知名度の高い日本人バンドとなってしまったDir en greyがメタル系に思いっきり方針転換したアルバム。

アルバム全体の雰囲気は一言でいうと「抑圧」。全体的に抑えつけられた怒りが爆発しているかのような印象を受ける。曲調はKornやslipknotなどのNWOAHMの影響をかなり受けまくっている。特に一緒にライブしたKornの影がちらちら見える。

しかし、ただのパクリバンドではないのがDir en grey、ひいてはボーカルの京の凄い所だと思う。

Dir en greyはメタラーから「技術が無い」「ライブが下手」「歌詞がキモい」「ファンがキモい」と親の仇のごとく嫌われています。そしてファンである私もそれらの点は正直否定できません。ライブはマシになってきたけどまだ調子の良いドラフォレベルだし。

歌詞は好き嫌いですし、ファンがキモいのはもうどうしようもないので割愛させていただくとして、技術が無いというか技術が無いからこそ作曲面での工夫というのが引き立っているのだと思います。

技術がないということは作曲のセンスの無さやオリジナリティの無さを超絶技巧で誤魔化すことができません。だから普通は今回のようにバンドがラウドな感じに方針転換すると、そのあまりの拙さに新しいファンが獲得できず、更に従来のファンも離れていって目も当てられない状況になります。

しかしDir en greyは違った。楽器隊の演奏もどこか拙いし、頼みの綱であるボーカルの京もグロウルやスクリームを満足に使いこなせないし、曲全体がもろに洋楽の影響を受けていることがわかる。それでいても日本の歌謡曲的な良さと洋楽のヘヴィネスを両立させた完成度の高いアルバムを作り上げたことは本当に凄いと思う。

個人的に気に入っているのは洋楽にありがちな安っぽい歌メロとエモさが一切無いことだ。私がDir en greyを好きな理由の一つが他のバンドの影響を強く受けながらも、その要素を上手く消化して自分たちのスタイルにしてしまっているというところだ。

だからいくら影響を受けても彼らの根っこの部分は変わらないし、周りを巻き込むことがあっても時流に呑まれることは決して無い。そこがDir en greyの唯一無二な所だと思う。

と、ここまで書いてきましたが肝心の曲の内容についてほとんど触れていなかったので気に入ってる曲のレビューに入りたいと思います。


#1 CONCEIVED SORROW
いきなりのバラード曲。鬱々しく重々しいイントロから囁くような声で始まる。重苦しいく悲しい曲だがサビでの京の甘い歌声がとても素敵。叫んだりしないので非メタラーでも安心!
このアルバムはバラード曲がこれと#9 #10と三つありますが、どれも全部毛色が違うのでオススメです。ただ純粋なメタラーはあまり好きじゃない可能性も高いですね。ちなみに初回限定盤にはバラード三曲のアンプラグドバージョンが収録されていますが、そっちの方が京の歌声を楽しめるのでファンの方は必聴。








#4. AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS
タイトルを和訳すると「扇動されたウジ虫共の絶叫」。タイトル通り非常にブチ切れてる曲。主に京が。
個人的に一番楽器隊の拙さを感じる曲だが、カッコイイのでどうでもいいっしょ← 歌詞がとても直球で色々突っ込みどころ満載ですがカッコイイのでどうでもいいっしょ←





#5. GRIEF
「悲痛」のタイトル通り理不尽な痛み、抑えつけられた怒りを強く感じる。アルバム中で一番重苦しい曲だと思う。前曲と違いあまり技術の拙さは感じない。個人的にこのアルバムの象徴的な曲だと思う。



次回作で大覚醒するバンドですが、変化前でもこの完成度。恐ろしいバンドですよ。

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