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Korn - Korn (1994)

アメリカ産ニューメタルバンドの1st。

KoRn_-_Korn.jpg

評価:☆☆☆☆



曲目リスト
1. Blind ☆
2. Ball Tongue
3. Need To ☆
4. Clown
5. Divine ☆
6. Faget
7. Shoots and Ladders ☆
8. Predictable
9. Fake
10. Lies
11. Helmet In The Bush ☆
12. Daddy ☆

ヘヴィメタルとヒップホップを融合させた、ニューメタルと呼ばれるジャンルを完成させた偉大なバンドのデビュー・アルバム。正式にはRを反転させた偽キリル文字のЯを使いKoЯnと書く。

ヘヴィメタルにヒップホップ的なビートや、タメ感、いわゆる「横ノリ」を取り入れたのはKornが元祖だと言われている。今までのクロスオーバーは曲中にラップを入れる程度のものだったので、当時のキッズ達はKornがシーンに登場したときに相当な衝撃を受けたんだろう。

今までのメタルに比べると格段に聴きやすく、マンネリに陥っていたスラッシュメタル勢の影響もあってか、Kornは瞬く間に莫大な数のフォロワーを生み出した。あまりにも反響が大きすぎたせいで彼らのスタイルをパクったバンドが次々に生まれていき、メタルシーンが腐っていったんだけど、まあこの話は長くなるのでまた別の機会に。

ちなみにヘヴィメタルとヒップホップを融合させようと思いついたのはベーシストのFieldy(フィールディ)だそうだ。彼はギャングスタラップが好きで良くバンドメンバーに聴かせていたらしい。

初期Kornの最大の特徴といえば、曲全体に溢れる圧倒的な暗さだろうか。暗さといってもゴシックメタルの憂鬱さとも、ドゥームメタルの倒錯感とも、ブラックメタルの寒々しさとも違う、鬱屈した愚痴みたいなものだ。

ボーカルのJonathan Davis(ジョナサン・デイヴィス)は相当悲惨な過去を送っていたらしい。初期の頃の彼は人生で積もり積もった負の感情を曲に変えることによって心の癒やしを得ていたんだと思う。彼のボーカルワークは、雑な言い方をすれば上手い素人レベルであり、技術的には特に優れたところはない。にも関わらず、一度聞いたら忘れられないほど強烈な個性を持っている。

ジョナサンの特異性が一番わかりやすいのはラストトラックのDaddyだろう。これは父親にレイプされた子どもをテーマにした曲であるが、後半でジョナサンが突然泣き崩れてしまう。これは彼自身が両親に虐待を受け、牧師にレイプされかけた体験に起因するらしい。

嗚咽を漏らすジョナサンと無慈悲に進行する楽器隊の対比に私はかなりショックを受けた。なぜここまでして歌わなければならないのかと思った。落ち込んでいる時に聴いたら更にへこむことうけあい。ライブではジョナサンが毎回フラッシュバックを起こしてしまうので演奏されないという。重すぎる。


結論:とにかく暗く、それでいてノリの良いアルバム。大抵のニューメタルはゴミみたいなもんだけどやっぱりKornは別格。聴いていていい気分になる作品じゃないけど不思議と何度も聴きたくなる。



#1. Blind ライブの定番曲



#3. Need To



#12. Daddy



以上でKornのレビューは終わりです。ありがとうございました。
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