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デスボイスとは何か 前半

この記事はデスボイスの出し方ではなく、デスボイスの種類について解説した記事です。リスナーの「この声はどういう種類のデスボイスなんだ?」という疑問に答えるための記事であり、デスボイスの出し方を教える記事ではございません。

また、この解説は個人的な意見を多分に含んでいるものであり、デスボイスについての確実な回答というわけでもございません。あくまで主観的な解説ということを念頭に置いてお読みください。コメントでのツッコミ歓迎です!




 
日本ではマキシマム・ザ・ホルモンやDIR EN GREYの楽曲に使われているのはデスボイスか否か、というたびたび論争が起きるのですが、どのような種類のデスボイスを指しているのかが曖昧なまま議論されていたり、そもそもデスボイスが何なのか知らない人が適当にコメントしていたりと、見るに耐えない惨状に陥っていることが少なくありません。

叫んでいればデスボイスなのか?

音程を意識していなければデスボイスなのか?

声が歪んでいればデスボイスなのか?

定義があやふやなので上の疑問は私にもわかりません。どういうものがデスボイスなのか、各人各様の感覚でのみ決定されているのできちんとした回答は不可能といえるでしょう。

だから、この記事では「綺麗じゃない声」を全部まとめて「デスボイス」として扱うことにします。シャウトやかすれ声はデスボイスとはあまり呼ばれないのですが、クラシックやポップスでは基本的に用いられない技法であり、ラウドでヘヴィな音楽特有の発声法と見てよいでしょう。

一つ一つの発声法を見ることによって、デスボイスという曖昧な表現を深く理解することができるでしょう。10個も20個も種類があるわけではないので気張る必要もありません。ゆるい気持ちで覚えていきましょう。



1. シャウト

ハードロックやヘヴィメタル全般、ハードコアからジャズにいたるまで使用されている幅広い歌唱法。"Shout"という言葉の意味からもわかる通り「叫ぶ」という印象が強い発声ですね。怒鳴り声に近いという人もいます。



冒頭のトム・アラヤ氏の叫び声がいわゆるシャウトというものです。叫ぶことによって感情の昂ぶりを表しているわけですな。


2. 吐き捨て声

主にスラッシュメタルで用いられる、音程を意識せずに言葉を吐き出していくような歌唱法です。楽曲のスピード感や荒々しさを強調するために使われている、のだと私は思います。



上に貼ったAngel of Deathと同じジャンルの曲ですね。こちらの方がまだ歌としての側面が残っているように思います。前奏が長いので早く歌を聴きたい方は一分ほど飛ばしてください。


3. スクリーム

一般的にデスボイスと言われやすい発声法の一つ。英語圏では"fly scream"と言われています。中~高音域で響きやすく、同音域でよく使われています。個人的にはハードコアやデスメタル、ブラックメタルで使われている印象が強いですね。


(2:10辺りがわかりやすい)



スクリームには微妙な違いがあって色んな種類があるのですが、今回ははっきり違いのわかる2つを紹介しました。

ちなみに、一部のボーカリストが使う超高音域のスクリームのことをスクリーチと呼びます。ブラックメタルでよく聞くことでできるので、詳しく知りたい方はブラックメタルのアルバムを漁ってみてください

あと、スクリームはシャウトと良く間違われやすいのですが、シャウトとスクリームの違いはスクリームのほうが声がひずんでいること、またシャウトのほうが勢いが強いことでしょうか。ただ、下の動画のようにシャウトとスクリームを合わせて発声するボーカリストもいるので判断が難しいところです。



(一部ではデスシャウトとか言われているそうです)

また、ややこしいのですがスクリームは発声法のことであり、スクリーモは音楽のジャンルのことです。間違えないようにしましょう。


4. グロウル

一般的にデスボイスと言われる歌唱法その2。中~低音域で使われるデスボイスで、単なるダミ声やガナリ声に近いものから、人間が出しているとは思えない野獣的なものまで幅広くあります。

英語圏では"false chord scream(フォルス・コード・スクリーム)" "Growl(グロウル)" "Grunt(グラント)"と呼ばれています。

過剰に空気を吐いて声にディストーション(歪み)をかけるグロウルと、声帯を閉鎖させて声を歪ませるグロウルの二種類があります。前者はハードコア、後者はデスメタルで良く使われています。



(多分ハードコア系のフォルス・コード・スクリーム)


(後者)


グロウルも人によって全く違うので色々聴いてみましょう。



動画が多く、読み込みが重くなっているので今回はここまでです。次回へ続く。

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